北広島の民話シリーズ7


~大曲東通りの馬頭さん~
 北広島の民話シリーズ、今回は、大曲東通りにある、北広島の地で最も古い馬頭観音のいわれにまつわるお話です。
 農耕や運搬に馬が活躍していた時代、大曲の4人の若者が、馬の守り神として馬頭さん(馬頭観音)をまつりました。馬頭観音には、大勢の大曲の村の人たちがお参りし、秋祭りにはたくさんのお供え物が供えられていました。

新年のご挨拶+北広島の民話シリーズ6


新年あけましておめでとうございます。今年も”きたひろ.TV”をよろしくお願いいたします。
新春最初の映像は、北広島の民話シリーズ第6回、寒地稲作の祖といわれる中山久蔵の米作りにまつわるお話です。

~ふろの湯で米づくり~
島松の地で米づくりに挑んでいた中山久蔵は、赤毛種の種もみをまきましたが、芽が出ません。ある日、ふろに入った久蔵は、ふろの湯を苗代に入れることを思いつきます。その年の秋、久蔵の水田は黄金色に輝き、稲穂が実りました。
今では、全国でおいしいと評判の北海道米。その米づくりは、ここから始まったのです。

北広島の民話シリーズ5


~おしょうさんとクマ~
北広島の民話シリーズ5回目は、大曲にある来広寺の初代のおしょうさんが主人公です。
おしょうさんが、法事のために仁別の奥地に向かう途中、大きなクマが出てきておしょうさんを食べようとしたのですが・・・
今ではすっかり変わってしまった大曲地区ですが、このお話から開拓時代の大曲や仁別の人々の暮らしぶりが偲ばれます。

民話紙芝居ができるまで


北広島の郷土研究の本の中には、「北広島の昔話」がたくさん収録されています。昭和59年、これらの昔話をこども達に伝えていきたい、と思った人たちが、子どもたちが描いた絵でつづった民話の紙芝居を作ることにしました。

北広島の民話シリーズ4


~ひろしまに汽車が走った日~
北広島の民話シリーズ4回目は、大型紙芝居「ひろしまに汽車が走った日」を紹介します。
物語は大正14年の南の里を舞台に、汽車が走ることへの村人たちの期待、工事に携わった作業員たちの重労働、工事の終わりを記念してレールを芯にしてたてられた音江別神社の鳥居・・・、そんな北広島の歴史のひとコマを語り継いでくれています。北広島に初めて汽車が走ったのは大正15年8月21日のことでした。

取材協力:荒木順子さん 岡部好子さん
音楽:甘茶の音楽工房