「きたひろ再発見」シリーズ。今回は、「島松軟石」をとりあげました。
北広島市芸術文化ホール(花ホール)の壁面を飾る石材。これは、花ホールが建てられる前にこの地にあった軟石造りの「廣嶋農業倉庫」に使われていた物です。軟石の採掘は、島松の地で大正時代以前から行われ、住宅・納屋・倉庫などに使用されてきましたが、安価なブロック材の登場とともに、昭和37年ころを最後に採掘は行われなくなりました。
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天使歩道橋(2015.3)
「天使歩道橋」。昭和51年12月国鉄複線化により道営団地整備に合わせ作られた歩道橋です。名称は「北廣島歩道橋」。
歩道橋が出来る前は踏切があり、「天使踏切」と言っていたそうです。
歩道橋になっても「天使歩道橋」と天使の2字がついて呼ばれていたようですが、時代の流れで人々の記憶が遠ざかっています。近くに歴史ある児童擁護施設「天使の園」があります。
その昔、園生が生活道路として利用していた踏切(天使踏切)。なぜ「天使」と呼ばれていたのか。「天使の園」への取材を行ないお聞きしました。
きたひろしまの化石展(2014.11)
~太古からのメッセージ~
「きたひろしまの化石展」が、北広島市広葉交流センターにあるエコミュージアムセンター「知新の駅」で9月13日から12月7日まで開催されています。北広島で産出した化石の展示のほか、化石パズルや地層を作る実験など体験コーナーもあります。
和田郁次郎の家20分の1ミニチュアで再現(2014.8)
北広島の開拓の祖「和田郁次郎」の家は、開拓当時、村の役場、集会所、郵便局でもありました。その和田郁次郎の家を20分の1のミニチュアで再現するプロジェクトが、北広島郷土史研究会と道都大学美術学部建築学科の石川先生と学生たちによってすすめられました。
完成した和田郁次郎の家は、広葉交流センター「いこ~よ」内「知新の駅」に寄贈され、郷土愛を育むメインシンボルとして活用されています。
きたひろ.TVサポーター: 大谷木材産業株式会社 株式会社ニューオータニビル 様
北広島の民話シリーズ7
~大曲東通りの馬頭さん~
北広島の民話シリーズ、今回は、大曲東通りにある、北広島の地で最も古い馬頭観音のいわれにまつわるお話です。
農耕や運搬に馬が活躍していた時代、大曲の4人の若者が、馬の守り神として馬頭さん(馬頭観音)をまつりました。馬頭観音には、大勢の大曲の村の人たちがお参りし、秋祭りにはたくさんのお供え物が供えられていました。